「使命」としての政治

マックス・ヴェーバーにおける政治と「生の意味」

水谷 仁

2020年10月26日

風行社

4,950円(税込)

人文・思想・社会

政治を通して「生の意味」を獲得することは、ヴェーバーにとっての「使命(ベルーフ)」であった。そのことの意義と射程を、彼の政治思想を読み窮めることによって明らかにする。 まえがき 序章 ヴェーバー政治思想の現代的意義 一 なぜいまヴェーバーを学ぶのか 二 これまでのヴェーバー政治思想研究 三 〈価値〉と〈生の意味〉という研究の観点 四 意味賦与の過程 五 本書の構成 第一章 共同体への志向と主体性の形成という〈価値〉 一 本章の問い 二 ヴェーバーの〈価値〉 三 〈価値〉の表明と屈折したナショナリズム 四 〈価値〉の追求 五 〈価値〉に基づいたドイツ・ナショナリズム 第二章 価値に基づいた主体性の基礎づけ 一 本章の問い 二 価値に対する態度表明 三 価値の表出と喪失 四 政治的価値の追求を通した主体性の形成 五 現実政治における価値の追求 第三章 「使命」としての政治 一 本章の問い 二 〈生の意味〉をめぐる問題意識の深化 三 〈価値〉に基づいた意味賦与 四 「使命」としての政治 五 政治を通した生の意味獲得 終章 マックス・ヴェーバーにおける政治と「生の意味」 一 本研究を振り返って 二 ヴェーバー政治思想の意義・独自性 三 道標としてのヴェーバーの政治思想 あとがき 資料・文献一覧 年譜 事項索引 人名索引

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