小鬼の市とその他の詩 クリスティナ・ロセッティ詩集
クリスティナ・ロセッティ / 滝口智子
2019年10月5日
鳥影社
2,420円(税込)
人文・思想・社会
うたいはじめよ しずかな空で 「眠れないよ こんな星の輝く夜は」 小鬼の棲まう黄昏の川辺で 少女は大人の世界に越境する。 *表題作他、生と死の喜びと痛みをうたう* おとぎ話、抒情詩、ゴシック詩、ソネット、 劇的独白詩、信仰の詩 - 言葉の花束、詩の贈りもの 小鬼の市 (ゴブリン·マーケット) インド、ジャンシの砦にて 一八五七年六月八日 夢の国 故郷にて 三人娘 ソネット 北から来た恋人 冬の雨 従姉妹ケイト 貴族の姉妹 春 グラスミアの子羊たち、一八六〇年 誕生日 思い出して ソネット 死後に ソネット 終焉 わたしの夢 うた (若い息吹に 薔薇を) 時と幽霊 夏の願い 林檎摘み うた (ひとつの枝に) モード·クレア こだま わたしの秘密 またいつか春に 鐘の響き 妖姫幻影 「おことわりよ、ジョン」 五月 思いめぐらせて 静かな黄昏 妻から夫へ 三つの季節 蜃気楼 閉め出されて 深い眠り うた (緑なす小川のほとり) うた (わたしが死んだら) 死の前の死 ソネット 「苦きを甘しと」 モード姉さん 休息 ソネット 春の初めの日 修道院の敷居 登り坂 信仰の詩 「人知を超えたキリストの愛」 「傷ついた葦を折ることなく」 よき蘇り 降臨節 三つの敵 ひとつ確かなこと ソネット キリスト教徒とユダヤ教徒 ある対話 美しい死 象徴 「野の百合を見よ」 (花の教え) 地上の世界 ソネット 証 海に眠る 終の棲家へ ゆく年くる年のうた アーメン (結びのことば) クリスティナ·ロセッティ略伝 あとがき 解説 註 参考文献 挿絵
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