こうして世界は誤解する
ジャーナリズムの現場で私が考えたこと
ヨリス・ライエンダイク / 田口俊樹
2011年12月31日
英治出版
2,420円(税込)
人文・思想・社会
BBC・CNN・ニューヨークタイムズからは見えない「リアル」。911、イラク戦争、そしてアラブの春…オランダで「最も影響力のある国際ジャーナリスト40人」に選ばれた著者が中東特派員の5年間で考えた、今を生きる人のための「メディアリテラシー」。
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toruo
(無題)
オランダの元中東特派員が書いた本。著者はジャーナリズム専攻ではなく、エジプトにも留学してアラブ語ができる、ということで特派員になった人のようです。だからこそだと思いますが、中東にいて、自分も発していたニュースが必ずしも正しく世界に伝わっていない、というジレンマを常に抱えていて、その結果、思う所を書きました、という本です。 アラブ語も全く解さないスター記者が垂れ流す”ニュース”が果たして真実をどれだけ伝えているのか、パブリシティに優れた者の意見が結局通用してるだけじゃないか、という。少し前、まだアラファトもアサド父も生きていて、ムバラクも元気な頃の話ですが、とても参考になりました。しかし、日本のマスコミもこういう問題意識を持ったジャーナリストがいないもんだろうか...くだらない上げ足取りみたいな記事を垂れ流しててもしょうがないのにな、と思う。
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