超約版 戦争論

クラウゼヴィッツ / 夏川賀央

2022年9月20日

ウェッジ

1,210円(税込)

人文・思想・社会

◎「争いの本質」を知り優位に立て! 『孫子』と並ぶ世界的戦略書の要諦 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー かつて『戦争論』を著わしたクラウゼヴィッツ。 プロイセン軍人としてナポレオンに対抗することを命じられた。 その際に編み出された戦略の要諦こそ『戦争論』である。 時代の変遷を経て各国の為政者に愛読された『戦争論』は、 戦争における人間の変わらない心理が描かれている。 本書は膨大な原典から重要なエッセンスを抜き出し、 激動の現代の視点から平易な現代語訳で読み直すもの。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーー「はじめに」より なぜ人類は、いつまでも戦争を繰り返すのだろう?  世界のどこかで戦争が起こるたび、私たちはそんな疑問を抱かずにはいられません。一体、戦争は何のためにやるのか? 「戦争は、政治的な目的を達成するための手段であり、実行する以上、その目標は常に相手が屈服するまで叩きのめすことにある」  一九世紀にそう戦争を定義したのが、本書『戦争論』の著者であり、プロイセン(現在のドイツを構成する国の一つ)の軍人だったカール・フォン・クラウゼヴィッツです。以後、本書は一貫して現代まで、戦争を理解するための必読書になってきました。 (中略) クラウゼヴィッツの時代からおよそ二〇〇年、世界のグローバル化に加え、武器の強力化、戦闘集団のテロ組織化、核兵器の登場に、サイバー戦争化と、戦争の様相は一変しました。 それでも「暴力によって政治的な目的を達成する手段」としての戦争は終わることなく、個別の危機をあげればキリがないほど、我々は常に戦争に巻き込まれる危険に囲まれています。 そんな世界に生きながら、この「戦争論」という古典を避け続けるのは、もはや国際人として責任放棄なのかもしれません。 第一章 戦争とは何か 第二章 「戦術」と「戦略」 第三章 「防御」と「攻撃」 第四章 勝利に必要な「戦闘力」 第五章 部下を率いる資質 第六章 歴史に学ぶ勝利の本質

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstarstar 3

読みたい

2

未読

1

読書中

0

既読

1

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください