続 中世ふしぎ絵巻

西山 克 / 北村 さゆり

2023年3月20日

ウェッジ

4,070円(税込)

人文・思想・社会

◎京都を騒がす天狗、鵺(ぬえ)、猫また。鬼と龍と付喪神が跋扈し、アマテラスは裸馬で疾走、大根の侍が戦う……想像をはるかに超える中世の不思議世界へ再び。 中世の都では奇瑞にせよ凶事にせよ、普段は起きない不思議な出来事や化物、妖怪の登場が、頻発していました。それらは多数の文献に残されています。怪異研究の第一人者として文献を渉猟し続ける西山克が、23の不思議世界を時代背景とともに解説します。 各話の挿話を描くのは、数々の新聞連載小説の挿絵でも定評がある日本画家の北村さゆり。怪しくも美しい絵があなたの想像力をさらに刺激します。造本装幀コンクールを受賞した前作『中世ふしぎ絵巻』と同様の、クルッと回して読むちょっとかわった装丁も魅力的な、大人の絵本としても楽しめる1冊です。 奇の章 鵺の森 カラカラ 猫また 天狗が化けるとき ささやきの橋 龍、飛ぶ 狐狸のいる風景 時を告げる雌鶏 付喪神共同体 願の章 漂流する霊木 蜘蛛の糸 家族の肖像 越えてくる神 帰る神 伝源頼朝像 大根侍 老貴族の夢 騎乗する女神 祟の章 河原院の鬼 地獄の樹 火車 怪異は踊る 死霊の祟り 金輪の恋

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