松田優作と七人の作家たち

『探偵物語』のミステリ

李 建志

2011年2月11日

弦書房

2,420円(税込)

エンタメ・ゲーム

あの人気テレビドラマ『探偵物語』の魅力の真相に迫る。個性豊かな脚本から生まれた名セリフの意味が、1979〜80年(昭和54〜55)という時代を読み解くことで見えてくる。全27話の中で、松田優作が語りかけようとしたものは何かーそのミステリを解き明かそうと試みた一冊。 第1章 佐治乾 ヤクザとポルノと街の仲間 暴力組織と街の仲間 第2章 丸山昇一 ハートボイルドの原点 笑いとハートウォーミングの「探偵物語」 第3章 那須真智子 母と娘の物語 自滅する女たち 第4章 柏原寛司 江戸っ子のケレンとハードボイルド アンチ・ヒーローの系譜 第5章 内田栄一 マイノリティから見た「この社会(マチ)」 いらだちの根拠 第6章 宮田雪 共同体の破壊と再生 街の仲間という「共同体」とテロル 第7章 小鷹信光 自作自演の固茹で玉子(ハードボイルド) 原案のパラレリズム 第8章 松田優作=工藤俊作の身体

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください