原点としての恵那の子ども時代

牧野剛 / 加藤万里

2016年10月15日

あるむ

1,100円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

80年代に「予備校文化」がクローズアップされた時、その最前線にいた河合塾の名物講師である牧野剛さんが2016年5月に逝去する前に語った恵那の子ども時代をまとめたもの。予備校講師にとどまらないそのスケールの大きさで、まだまだやるべき多くのことがあったと惜しまれる反面、その全力疾走した充実の人生を多くの人が讃える著者の原点を垣間見ることができる。 恵那の「戦後民主主義教育」 大井宿として栄えた恵那 良寛さんの紙芝居 いつも腹をすかせていたー1950年代の恵那の暮らし 初めての自分の本『ノートルダムのせむし男』 小学校の空疎な「民主的」教師たち 教育とは間違うことに思いを馳せること 勉強を教えなかった野球部の古山先生 二宮金次郎を教えた西尾先生 東京オリンピックに出た同級生の笠木のこと 「黒子に徹しろ」といった親父 マツタケ狩りの魔力 成績優秀だった兄たち 子ども時代の淡い恋ー都会から転校してきた少女 中学で初めてのバリケードを築く 中学三年生で迎えた六十年安保 恵那高で教師から民青にオルグされる 恵那高の火事から 二項対立的思考を越えて 牧野さんと「予備校文化」なるもの(青木和子) 牧野追懐記(茅嶋洋一) 断章 牧野剛の死に寄せて(菅 孝行) 編者あとがき(加藤万里) 2015年12月25日〜2016年5月20日(佐藤孔美) 牧野剛 略歴・主な著書

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