
明治国制史
明治憲法下における人事調停法への帰結
雨倉 敏広
2021年6月30日
一藝社
2,860円(税込)
人文・思想・社会
本書は、わが国近代憲法の成立・発展の歴史を描いたものである。従来の憲法史は、明治憲法や日本国憲法といった個別の憲法典の成立過程を中心に解説するのが常道であった。しかし憲法史論は、まず国家の全体像が構想され、そのに根幹となる法制度としての個別の憲法典が制定されるのが本来の順序であろう。その観点から本書では、「国制」という概念を用いて憲法の全体像の解明に迫ろうとするものである。 第1章 西欧近代民法の継受と教育勅語の制定 第1節・民法典の編纂 第2節・教育勅語の制定 第3節・民法典の再編纂 第2章 「温情道義」に基づく調停制度構想の出現 第1節・臨時教育会議の開催 第2節・臨時法制審議会における家事審判所構想の登場 第3章 「裁判所と合体」せる調停制度の出現 第1節・家事審判所設置に関する臨時法制審議会審議 第2節・借地借家調停法の制定 第4章 人事調停法の制定 第1節・民法における「権利」と「温情」 第2節・家事審判法案の審議及び人事調停法の制定
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー