八月のフルート奏者

新鋭短歌シリーズ 4

笹井宏之

2013年8月1日

書肆侃侃房

1,870円(税込)

人文・思想・社会

笹井宏之第三歌集 佐賀新聞読者文芸欄2004年10月〜2009年2月掲載の全歌と新たに発見された歌を含む395首を収蔵 「佐賀新聞」に託した愛する世界 この世と、この世ならざる者との間で生じる思索を、言葉の音楽に変えていった青年の本心が、どの歌にもじっくりと座っている。 東 直子(解説より) 監修者選短歌五首 葉桜を愛でゆく母がほんのりと少女を生きるひとときがある 八月のフルート奏者きらきらと独り真昼の野を歩みをり 雨といふごくやはらかき弾丸がわが心象を貫きにけり ひろゆき、と平仮名めきて呼ぶときの祖母の瞳のいつくしき黒 木の間より漏れくる光 祖父はさう、このやうに笑ふひとであつた

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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2020年01月16日

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