
灰色の図書館
新鋭短歌シリーズ 42
惟任 將彥
2018年8月7日
書肆 侃侃房
1,870円(税込)
人文・思想・社会
【本は友だち、本は自分をうつす鏡、本のちからを信じる】 真の文学青年が詠う世界は、静謐でつらくなるほどうつくしい。 (林和清) [自選短歌五首] 窓に星座の映る真夜中本を読むわれもいつしか本と変はりて おしやべりで猫背のキャッチャー知つてるぜおまへほんとは猫なんだらう 時間を守るひとたち出来事を優先させるひとたち暮すこの星 北極星(ポラリス)は四三一光年 この星の百年後の安全 最後の力振り絞りたるごと指折り曲げて軍手はありき
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