レダの靴を履いて 塚本邦雄の歌と歩く

尾崎まゆみ

2019年9月1日

書肆侃侃房

2,200円(税込)

人文・思想・社会

ゆきたくて誰もゆけない夏の野のソーダ・ファウンテンにあるレダの靴 塚本邦雄の短歌をやわらかく、わかりやすい言葉で紐解く、塚本の薫陶を受けた著者ならではの一冊。塚本ファンはもちろん、塚本初心者の読者にこそ届けたい。塚本邦雄の短歌の魅力「美しい空白」を味わうために……。 八〇年代後半、若くして塚本邦雄に出逢ってしまった著者は、塚本ワールドの虜になり、塚本が語る短歌と言葉の世界に引き込まれていく。塚本亡き後、訪れた日本現代詩歌文学館で、偶然、塚本の遺品に遭遇した著者に、あの醸成された至福の時間が還ってくる。そしてふたたび、塚本の短歌とともにあるき始める。 二〇二〇年、塚本邦雄は生誕百年を迎える。 2023年5月重版決定! 書評家・作家の渡辺祐真(スケザネ)さんに推薦文をいただきました。 戦後短歌を切り拓き、今でも多くの歌人に影響を与え続けている短歌の巨星・塚本邦雄。彼の短歌を分かりたいと思った。だが、彼の作品は難しかった。そんな時助けられたのが、この本。塚本の短歌が身近になったあの感動は忘れられない。荒れ狂う言葉とイメージを摑む極意がここに。短歌一般を味わうためのカギもたくさん眠っている。難解な短歌が楽しくなる一冊。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

3

未読

1

読書中

0

既読

0

未指定

2

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください