絶体絶命文芸時評

佐々木敦

2020年9月13日

書肆侃侃房

2,200円(税込)

人文・思想・社会

批評から創作へ 映画の人、音楽の人、演劇の人、そして文学の人へ。多面体ゆえに球はどこからでも飛んでくる。しかもいつも真剣勝負だ。長年の批評者から創作者へと切り込んだ彼の時評は、核心を突く。創作の道で迷ったら読んでほしい。 佐々木敦、たぶん最後の文芸時評。 文芸時評をやるにあたっての私の方針は、とにかく愚直に(頑固に?)、なるべく小説を取り上げていこう、ということだった。まずは何を措いても「小説」を評さなくてはならない。文芸誌には文芸誌にしか載らないような、或る種の(この「或る種の」が問題なのだけど)小説が載っている。私はそれをとても興味深く、好ましいことだと考えている。 (著者あとがきより) 時評  2015     2016    2017     2018    2019     2020 「あたらしい小説」のために 今村夏子論  私的平成文学クロニクル 文芸評論 批評から創作へ 倉本さおり×佐々木敦 あとがき

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