
輝ける闇の異端児 アルチュールランボー
井本元義
2022年2月3日
書肆侃侃房
1,650円(税込)
小説・エッセイ
遥かなる時空と闇を割いて彼の声がきこえる。 ランボー没後130年を経てなお 著者の心に棲みつづける 魂を揺さぶる熱い思いを綴った小説 『ロッシュ村幻影』を大幅に修正、新たな掌編もプラス。 闇に蹲る彼の沈黙ほど美しい詩はない、と僕は結論付けた。ハラルでの十一年間の闇、そこから発せられた詩ではなく日常の些事を綴った手紙こそ、文学の最高峰の一つであると考えるに至り、そこに僕自身の人生の意義を重ねた。僕は最後にと、彼のゆかりの家、都市、カフェ、ホテルなど順を追って回った。最後にマルセイユの丘に登った。地中海に沈む太陽。激しく墜落していく太陽。アルチュール・ランボーはそれを永遠だと詠った。一切のものは無であり、永遠であるだけだと。(あとがきより)
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー