レテ/移動祝祭日

小俵 鱚太

2024年7月31日

書肆侃侃房

2,420円(税込)

人文・思想・社会

レテ それはかんぺきな夏。それはまたthe very best みたいなやつだ 第2回笹井宏之賞長嶋有賞受賞! 新しい平熱 人は皆、四季の中に生きている。そのことを小俵さんはとても素直に受け止める。 花鳥風月を高らかに歌い上げるのでない、さりとて照れることもなく短歌に落とし込む。 ときに無駄や余白も厭わないその手つきは「平熱」「等身大」とでも言い表せられるけど、どこか「新しい平熱」とでも呼ばないと気が済まないものがここにはある。  --長嶋有 【収録歌より】 夢だから告白できる汀にてあり得ぬほどの桜貝散る 善人じゃないと気づいて人生はようやく冬の薔薇に追いつく 海の日は移動祝祭日だから今年のハルは海の日生まれ それは別離の、別離のそれは川となる川を渡って家まで送る 【栞文より】 「じわじわと胸が熱くなり「ああ、これは祝祭だ」とおもった」(江戸雪) 「しずかな場所でたっぷりと時間をかけて読むのがふさわしい一冊」(内山晶太) 「ありありとした“本当”として響くに違いない」(近江瞬) 「淡く現実が滲んでくる」(瀬戸夏子) 【栞】 江戸雪「祝祭と別離と」 内山晶太「一首一首の丘」 近江瞬「“本当”の心、“本当”の世界」 瀬戸夏子「ふたつの川」

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