完訳7つの習慣特装版

人格主義の回復

スティーヴン・R.コヴィー / フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社

2016年5月31日

FCEパブリッシング(キングベアー出版)

2,530円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理

国内200万、世界3,000万の人生のバイブル。内容はそのままに、いつでも、どこでも、読めるよう、小さく、軽くなった特装版登場!

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Readeeユーザー

(無題)

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4.3 2020年01月30日

個性主義から人格主義へ。 ※私的成功のみ記載。※ 人の個性に着目するのではなく、人の人格を昇華させる。 個性とは人格の上に成り立つもの。 個性とは、テクニックに近い。小手先のテクニックだけ身につけてもいつか崩れる。 テクニックは人格という土台と合わさることで効果を発揮する。 人格とは人の内面にある、人間の本質的な自分である。 自分の個性がある場所(例えばA)では通用してたのにある場所(例えばB)通用しないなら、それはテクニックだけ身につけて、本質が伴ってない場合がある。 そして、ある人とどうしてもうまくいかないとか、自分の子供が他の子と比べて数学ができるようにならないと嘆くならそれはその子の、あるいはその人の個性を伸ばそうとするからであって、個性よりも人格に焦点を当てるべき。 人格を伸ばせば土台がしっかりするので個性も積み上がる。 伸ばすべきは人格。 ではどうやって人格を伸ばす? 相手のレンズで物事を見てみる。 自分のレンズ(自分が築き上げた価値観、世界観)で見ると相手の個性しか見えない。 相手のレンズで見ることで相手が今何を感じてるか分かる。 では自分の人格の形成の仕方。 立派な人格者なるには習慣を作ること。 習慣を作る要素→知識、スキル、意欲 知識(何をするのか、なぜそれをするのか)、スキル(どうやってするのか)、意欲(それをしたい) 人格のプロセスとして、①依存状態②自立③相互依存があげれる。 ①から③に急にループすることはできない。まずは、①から②になることが必要。 7個の習慣のうち、1〜3は①から②になるための習慣。(私的成功のための習慣) 4〜6は②から③になるための習慣。(公的成功のための習慣) 1.主体的である 自分の選択に責任を持つ。 自分の価値観に基づいた責任ある行動ができない人は、外部的なものに左右される。 天気によって仕事の出来が変化したり、誰と会うかで気分が沈む。 これを著者は主体的に対して、「反応的」と読んでいる。 エレノア・ルーズベルト曰く、「あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない」 つまり、その言葉で傷つくもの傷つかないも、あなたがその言葉を受け入れるという選択をしたかどうか。 つまり、反応するかどうかを自分で決める。 p.119 関心の輪 責任とは反応を選べる能力。 2.終わりを思い描くことから始める 知恵はバランス感覚のこと。 セルフイメージは大事だが、間違ったイメージを作り上げていたら間違ったままの結果になる。 ex.❌面接のイメトレをしてて、緊張してる自分を想像する。 ⭕️面接中リラックスしてる自分を想像する。 イメトレには右脳の働き(直感、感情、想像)が大事。極力細部まで想像する。 また、イメトレだけでなく計画する力(リーダーシップとマネジメント)も必要。 マネジメントは計画をどう進めていくか。 リーダーシップはマネジメントが正しく行われているか、目標に近付いてるか、どうか全体を俯瞰する役割。 例えば、雲の上まで伸びる椰子の木があって、その木の実を食べたいとする。どうすれば椰子は取れるか?気を揺らす?木をなぎ倒す?この具体的にどうするか(how)がマネジメント そして例えば、気を揺らすを選択した時になかなか落ちてこないとする。そうした場合、椰子の木を観察するため近くで1番高い木に登り、椰子の木を観察し、木の揺れが上にまで到達してない。つまりやり方が間違ってるというのを指摘する。これがリーダーシップ。 つまり、終わりを想像し、出来た計画書、地図をイメトレ、マネジメント、リーダーシップを使って遂行していく。 3.最優先事項を優先する 時間管理のマトリックス    緊急  |  緊急でない 重 第1領域 | 要 | 第2領域 ーーーーーーーーーーーーーー | 重 | 要 第3領域 | 第4領域 で | な | い | 第1領域: 危機への対応 差し迫った問題 期限のある仕事 第2領域: 予防 人間関係づくり 新しい機会を見つけること 準備・計画 心身をリラックスさせること 第3領域: 飛び込みの用事、多くの電話 多くのメールや報告書 多くの会議 無意味な接待や付き合い 期限のある催し物 第4領域 取るに足らない仕事、雑用 多くのメール 多くの電話 暇つぶし 快楽だけを追求する遊び 多くの人は第1に多くの時間を割き、残りの気力で脳を休ませるために第4をする しかし、人生において重要なのは第2領域をどれほどやったか。 些末なことは周りに任せればいい。 また、計画を効率に進めたいのは分かるが人とモノで基準を分けなければならない。 人の場合は効率ではなく効果で、 モノの場合は効率で考える。 例えば、今日やるべきことに恋人との別れ話15分と書いたとして本当に15分で終われると思うか? 1時間は裕にかかるだろう。 なので、人に関することはその効果で考える。

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