
目に見えぬ侵略
中国のオーストラリア支配計画
クライブ・ハミルトン / 山岡鉄秀 / 奥山真司
2020年6月1日
飛鳥新社
2,090円(税込)
人文・思想・社会
◎世論と政策のキーマンをどう操り、反対者を沈黙させるのか? おそるべき影響力工作の全貌が白日の下にさらされる、禁断の書。 ◎原著は大手出版社Aleen&Unwinと出版契約を結んでいたが刊行中止、その後も2社から断られた。 「(本書の)販売中止を決めた自粛は自己検閲だ」(フィナンシャル・タイムズ)と物議をかもし、 中国共産党の海外工作ネットワークをすべて実名入りで解明した、執念の本格研究、ついに全訳完成! ◎オーストラリア政財界・メディアに介入した手法は、日本にも使われている! 「中国が他国をどのように影響下におこうとしているのかを知りたければ、まず本書を読むべきである。」 (ジョン・フィッツジェラルド教授の推薦の言葉) ◎「世界各国のモデルになるのでは」とされる、ターンブル政権の外国人・企業からの献金禁止の法制化や 「スパイ活動」の定義拡大の動きに本書が先鞭をつけた。 「中国による浸透工作が半ば完了しつつあった時、強烈なウェイクアップコールとなったのが、 ハミルトン教授による本書「サイレント・インベージョン」である。本書はオーストラリアを変え、 アメリカにも大きな影響を与えた。」(監訳者解説より) 序 第一章 オーストラリアを紅く染める 第二章 中国は世界における自国の立場をどう見ているのか 第三章 僑務と華僑 第四章 黒いカネ 第五章 「北京ボブ」 第六章 貿易、投資、統制 第七章 誘惑と強要 第八章 新旧のスパイ 第九章 「悪意あるインサイダー」と科学機関 第十章 オーストラリアの大学で「魂に工作する」 第十一章 文化戦争 第十二章 中国の友人:親中派 第十三章 自由の価格 監訳者解説
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振り返って日本はどうなのと考え込んでしまう
オーストラリアへの支那の工作の様子が非常に詳しく取材されていた。振り返って日本はどうなのと考え込んでしまう本。日本版の出版に期待。
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