絵画組成

絵具が語りはじめるとき

武蔵野美術大学油絵学科研究室 / 川口 起美雄 / 丸山 直文 / 袴田 京太朗 / 水上 泰財 / 小林 孝亘

2019年4月15日

武蔵野美術大学出版局

3,520円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

武蔵野美術大学油絵学科の授業が1冊に。 「絵画組成」とは素材研究であり工程であり技術と思考の融合である。 第1章では9人の教授による徹底的なアトリエでの個別指導を再現。第2章では「絵画は物質から成り立っている」ことを分析し、フレスコ、テンペラをはじめ、ヴェネツィア派以降17世紀のオランダ油彩技法まで、古典技法の研究を通じて各時代の絵画の構築と思考法を学ぶ。第3章はその実践編。小尾修、塩谷亮らがデッサン・油彩・混合技法等の制作過程を多数の図版で再現。初心者からプロまで使える技法書。 まえがき 第1章 九人の作家による表現論 絵の下にあるもの 丸山直文 「本物」はどこにあるのか 袴田京太朗 モチーフの奥にみえるもの 水上泰財 思いの形 小林孝亘 光について 樺山祐和 「絵画の物語」-制作の山野(フィールド)を越えて 赤塚祐二  風土にみる「表現」と「技法」 川口起美雄 日本の絵の時空 長沢秀之 此処に在る私 遠藤彰子 第2章 素材と技法の基礎 1-支持体 2-地塗り 3-顔料 4-展色剤 5-フレスコ画 6-テンペラ画 7-油彩画 8-アクリル画 第3章 技法と表現の展開 1-インプリミトゥーラ 2-デッサン    柿    手と足 3-油彩によるドローイング    女性頭部 4-テンペラ    植物    少年像 5-混合技法    青年像    雛    トマト 6-油彩    人物の背中    水たまり    風景 7-仕上げワニス あとがき

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