歌が街を照らした時代
久世光彦
2016年4月25日
幻戯書房
2,200円(税込)
小説・エッセイ
「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー一族」-。歌謡曲を劇中に導入するなど昭和を代表する斬新な作品を多数演出した久世光彦。「歌好きだからどうにもならない」とは盟友・阿久悠に明かした言葉。時代の記憶はいつも歌とともにあり、歌抜きの人生はあり得ないのだ。末期に聴きたい一曲を探求する名エッセイストでもあった。その久世が残した“歌”にまつわる珠玉の随想群をここに集成。
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