ヘンリヒ・シュティリング自伝

真実の物語

ルリユール叢書 ルリユール叢書

ユング゠シュティリング / 牧原豊樹

2021年5月26日

幻戯書房

5,500円(税込)

小説・エッセイ

貧困に負けず学問を続けて大成する、独学者の数奇な人生行路を描いた18世紀ドイツの自伝文学。「疾風怒濤」運動の中心人物ゲーテ、観相学者ラヴァーター、思想家ヘルダーらとの親交から生まれた、〈ヴィルヘルム・マイスター〉よりも大衆に読まれた教養小説。本邦初訳。 地名対照表 ヘンリヒ・シュティリング家の系譜 第一部 ヘンリヒ・シュティリングの少年時代  第一章  ヴィルヘルムとドロテの結婚  第二章  ヘンリヒの誕生と母ドロテの死  第三章  神童ヘンリヒ  第四章  孫と祖父  第五章  ラテン語学校  第六章  祖父エーバーハルトの死 第二部 ヘンリヒ・シュティリングの青年時代  第一章 祖父亡きあとの家  第二章 学校教員への夢  第三章 ツェルベルク村の新米教師  第四章 ドルリンゲン村の私設学校  第五章 ラインドルフ村での教員復帰  第六章 プライジンゲン村のアンナ  第七章 出戻りのラインドルフ村  第八章 クレーフェルトの教会堂付き学校  第九章 判事ゴルトマンの忠告  第十章 父との確執  第十一章 哀れなリースヒェン  第十二章 シュトルバイン牧師の策  第十三章 旅立ち 第三部 ヘンリヒ・シュティリングの遍歴時代  第一章 シャウベルクの天啓  第二章 大商人ホーホベルク  第三章 ヴァルトシュテットのイザク親方  第四章 シュパーニアー氏の説得  第五章 祖母との別れ  第六章 医学への目覚め  第七章 フリーデンベルク氏との出会い  第八章 クリスティーネとの婚約  第九章 シュトラースブルクへの出立  第十章 ゲーテとの出会い  第十一章 予定外の帰省  第十二章 クリスティーネとの結婚  第十三章 シュトラースブルク大学卒業 第四部 ヘンリヒ・シュティリングの家庭生活  第一章 シェーネンタールの新生活  第二章 最初の白内障手術  第三章 リュッセルシュタインの衛生局  第四章 ゲーテ、ラヴァーターの訪問  第五章 フランクフルトへの出張手術  第六章 ゲーテを通して現れた神慮 註 ユング゠シュティリング[1740–1817]年譜 解説(ディーター・クンツ) 訳者あとがき

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