寺山修司を待ちながら

時代を挑発し続けた男の文化圏

石田 和男

2020年2月28日

言視舎

2,420円(税込)

人文・思想・社会

虚構と現実が入り乱れる「現在」を寺山修司は予見していた。 死去から30年以上を経ても寺山は時代を挑発し続けている。生前から寺山と親交のあった著者が、国際的にも評価の高かったテラヤマワールドを、演劇論にとどまらない総合的な視点から記述する。これまであまり語られることのなかった70年代から80年代にかけての「寺山修司とその時代」論でもある。 第1章 天井桟敷の人々 第2章 『毛皮のマリー』公演記 第3章 美輪明宏 第4章 空間を思い出で満たしーージャン・カルマンの照明 第5章 表象としての皮膚ーーワダ・エミの衣装 第6章 「かくれんぼ」の詩学 第7章 岬から岬へーー隠喩の旅路  第8章 舞台演出家ニコラ・バタイユ 第9章 グロトフスキー・システムとの出会い  第10章 彫塑性の演劇ーー観客にとって美とは何か 第11章 アヴィニヨン演劇祭で   第12章 レミング考 第13章 麿赤児と身体表現  第14章 覗く人 終章 寺山修司と弘前

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