三宅雪嶺 異例の哲学
鷲田 小彌太
2021年4月30日
言視舎
3,300円(税込)
人文・思想・社会
三宅雪嶺は「明治維新後」の思想を代表する 三宅雪嶺は1860年生まれ、1945年没。明治維新から第二次大戦までを生きた哲学者、歴史家、ジャーナリスト。「国粋主義」を標榜した言論雑誌「日本人」の創刊で知られ、『真善美日本人』『偽悪醜日本人』ほか膨大な著作を残した。 雪嶺の「国粋保存」は保守反動思想ではない。雪嶺の哲学は、旧物保存の正反対、開明社会の知識思想から生まれた宇宙論、人類論、社会論などで構成される百科全書的で、広大な思想体系である。 雪嶺の魅力は、これまた膨大な歴史論、人物論、人生論にもある。司馬史観の源泉は雪嶺にあり。 満州事変以降、「晩節を汚して」しまった雪嶺について、それはなぜ? を問う。 0▼哲学の本意……日本人の誕生ーー大日本帝国憲法/日本人の粋(真善美)と弊(偽悪醜) 1▼哲学論……『宇宙』--哲学の総合デザイン/哲学の総体=エンチクロペディ/《人類学》--雪嶺哲学の「総体」を読む 2▼歴史論……『同時代史』/『人生八面観』/隔日コラム 3▼人生論……『世の中』/『人物論』/『英雄論』/『志行一致を計れ』 4▼フリーランサーの生き方 5▼年譜と著作 ほか
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