義のアウトサイダー

新保 祐司

2018年10月24日

藤原書店

3,520円(税込)

人文・思想・社会

人情、情欲、風俗、煩悩の描写に堕した“軟弱”な近代文学を超克せよ キリスト者として近代日本を根源的に批判した内村鑑三をはじめ、「歴史」を血肉化した大佛次郎、マルクシズムから「神」へと「転向」した島木健作、「批評」を徹底的に賦活した北村透谷、そして異形のキリスト者たる父を精神的に継いだ田中小実昌など、明治以降の日本の精神史において主流たりえず、神・歴史・自然に正対する「義」の道を歩んだ人物たちの系譜を描き出す。近代が黄昏を迎えつつある今こそ放つ、「硬文学」再興宣言!

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