日本陸海軍 勝因の研究
鈴木荘一
2021年7月7日
さくら舎
1,650円(税込)
人文・思想・社会 / ホビー・スポーツ・美術
日本陸海軍が勝っていた時代の戦略戦術! 日清戦争は、首相と軍の参謀次長が暴走する現地軍のトップを解任し、早期終結させて被害を最小限に抑えた⁉「玉砕」が相次ぐ太平洋戦争で、5600名余りの将兵を無傷で全員救出した指揮官がいた⁉装甲の薄さが弱点の戦車で勝つ方法は、撃たれる前に敵の前を走り抜けること⁉ 本書ではいままであまり焦点の当たらなかった、日本の対外戦争(初の対外戦争である日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、アジア・太平洋戦争)における日本陸海軍の8つの「成功例」を取り上げ、その勝因を読み解く。戦争における作戦や判断が何もかも誤っていたとまとめるのではなく、冷静かつ謙虚に綿密な振り返りや分析をすることで、失敗・成功、どちらからも教訓を生かすことができる。 第一部 太平洋戦争 第一章:キスカ島撤退作戦の勝因 第二章:シンガポール攻略戦の勝因 第二部 日清戦争 初の対外戦争 第一章:明治十〜二十年代の東アジア 第二章:日清戦争の勝因 第三部 日露戦争 第一章:旅順攻略戦の勝因 第二章:遼陽会戦の勝因 第三章:奉天会戦の勝因 第四部 第一次世界大戦 第一章:日本海海戦(日露戦争)の勝因 第二章:第一次世界大戦、連合軍の勝利
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