吉田健一ふたたび

川本直 / 樫原辰郎

2019年2月21日

冨山房インターナショナル

2,750円(税込)

人文・思想・社会

没後40年を過ぎ、今なお新しい読者を獲得し続けている吉田健一。新進気鋭の執筆者たちによる新しい評論集。 はじめに 川本直 1 対談  川本直・樫原辰郎「健坊、文士になるーー吉田健一の生涯」 2 批評1(随筆)  宮崎智之「吉田健一の執着と自己表現の地平」 白石純太郎「交遊する精神の軌跡」 3 エッセイ1  宮崎智之「「或る田舎町の魅力」に導かれてーー吉田健一が愛した児玉という町」 4 批評2(批評) 渡邊利道「孤独な場所でーー吉田健一と日本文学」 渡邉大輔「『時間』の窪地に」 5 エッセイ2  川本直「吉田健一邸を訪ねて」 6 批評3(小説・翻訳) 樫原辰郎「吉田健一の長編小説に就て」 仙田学「こういう積み重ねがなくて人間はどこにもいることにならない」 川本直「楽園からの逃亡」 7 講演「吉田健一と文学の未来」 武田将明「イントロダクション」 富士川義之「吉田健一という生き方」 柴崎友香「吉田健一と東京、小説の中の場所」 武田将明「吉田健一と「英国」の文学」 8ブックガイド 川本直、樫原達郎、仙田学、渡邉大輔、武田将明、宮崎智之、渡邊利道、白石純太郎、興梠旦 おわりに 樫原辰郎

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