しぐさ・表情 蒙古襲来絵詞復原

永青文庫白描本・彩色本から

服部 英雄

2022年3月25日

海鳥社

3,850円(税込)

人文・思想・社会 / ホビー・スポーツ・美術

竹崎季長と絵師の意図、そして「蒙古襲来」の実態とは。正応6年(1293)頃、肥後国の竹崎季長によって制作された「蒙古襲来絵詞」。その失われた場面を「絵詞」の最も古い情報を持つと思われる永青文庫所蔵の模本・白描本から復原。絵そのものをつぶさに検証することで、「絵詞」と「蒙古襲来」に関する後世の誤った認識を明らかにし、本来の姿を表出する。三の丸尚蔵館所蔵の原本全幅と、紙面初公開となる永青文庫所蔵の白描本・彩色本全幅をオールカラーで一挙掲載。 第1部 蒙古襲来絵詞研究 1章「蒙古襲来絵詞」の保存過程と永青文庫白描本の価値 2章「蒙古襲来絵詞」の特色と分析視点 3章復原的視点によって絵と詞を読む 第2部 竹崎季長と肥後国海頭(海東)郷 1章 竹崎季長の出自 2章 竹崎季長の海頭郷経営・果たせぬ夢 3章 竹崎季長の原風景・中世海頭(海東)郷の景観復原 第3部 蒙古襲来の背後・被虜人たちの戦後 1章 蒙古合戦被虜人が補整した大般若経 2章 安達泰盛のもとにいた流罪唐人と日本僧の交流 附論  蒙古襲来での元(蒙古)の敗因

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