【POD】世界のニュースがわかる!図解地政学入門【POD】

高橋洋一

2022年4月1日

あさ出版

2,860円(税込)

人文・思想・社会

東洋経済オンライン、Yahoo!ニュース、ライフハッカーニュース、フライヤー、 「THE21」、ニッポン放送「ザ・ボイス」にて紹介されました! なぜ、中国は 太平洋への野心をあらわにしているのか なぜ、ロシアは クリミア半島にこだわるのか なぜ、アメリカは 世界の警察官になり、やめていったのか なぜ、ヨーロッパは EUとしてまとまることになったのか よりよい、より広い土地を巡る歴史=「地政学」を見れば、 過去・現在・未来の各国の野心と 日本の立ち回り方がわかる! 「地政学」--つまり“地理的な条件が一国の政治や軍事、経済に与える影響を考えること""である。 これをひと言で定義すると「世界で起こってきた戦争の歴史を知る」になる。 地理的な条件とは、領土やその周辺地域のこと。 領土といえば国同士が争い奪い合ってきたもの、つまり戦争がつきものだ。 だから、地政学とは戦争の歴史を学ぶこと、といえる。 そして、近代以降は「陸」から「海」へとその覇権争いの舞台が移されたーー。 【目次】 ●プロローグ よりよい、より広い土地を巡る「戦争の歴史」--地政学 ●第1章 とにかく「広い海」がほしい中国の地政学 ●第2章 昔も今も「南」へ向かいたいロシアの地政学 ●第4章 かつての「世界の警察官」アメリカの地政学 ●エピローグ 日本の現在と今後を考える 高橋洋一(たかはし・よういち) 1955年東京都生まれ。都立小石川高等学校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。 1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。 小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞ヶ関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。2008年退官。 現在、嘉悦大学ビジネス創造学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。 『バカな外交論』『バカな経済論』『【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める! 』(以上、あさ出版)、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、ベスト・ロングセラー多数。

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世界の戦争の歴史を大掴みできる

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3.3 2022年07月24日

列強諸国がどのような思惑で戦争を繰り広げたのかが時系列で示されており、歴史を大掴みしやすい。 なぜ国という単位で争いが起きるのかは不思議でならない。 戦争やそれに類する他国との衝突は、ときに国内の政治的不安の目を外にそらすために行われたりもする。 国が国であるために戦争が起きるということなのか。 現代において、国という単位で争う意味がどれほどあるのか、各国の安全保障に関する緊張感が高まっている今、国同士の争いの意味を問う必要があると思う。 自国と敵国の理屈は相反するので、物事を中立的に考えることが必要。世論は必ずしも中立的な意見とは限らないことに注意が必要だと感じた。 また、歴史的に振り返ればこの著書のように中立的に考察することができるかもしれないが、渦中にあるときにはそれは難しいことであることも歴史が示しているように思う。

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