野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった

池松 舞

2023年3月30日

ナナロク社

1,760円(税込)

人文・思想・社会

二〇二二年のプロ野球、阪神戦。一試合ごとに短歌を詠み続けた、野球への愛。全313首を収録。 ーーいつまでたっても阪神が勝たないから、短歌を作ることにしました。 という一文ではじめたとき、池松さんは、なにをおもっていたのだろうか。それはわからないけれど、そのつくり出した果実を、わたしたちは、幸福にも手にしている。たしかにあったし、そのなかに生きていたのに、いまは、もうかき消えてしまった二〇二二年の「世界」と「セ界」に、わらいながら、つぎの一瞬、胸がつまるような、くるおしい日々を追体験する読者はしあわせだろう。/巻末寄稿:斉藤倫「セ界は世界に先立って」より抜粋

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstarstar
star
4.2

読みたい

8

未読

1

読書中

0

既読

9

未指定

7

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください