考古学から見た邪馬台国大和説 畿内ではありえぬ邪馬台国

関川尚功

2020年9月20日

梓書院

1,980円(税込)

人文・思想・社会

果たして、邪馬台国は「大和」にあったのか?! 古代史の中でも、特に謎が多い「邪馬台国」。 邪馬台国については、江戸時代以降主な候補地として「九州説」、「大和・畿内説」があげられる。昨今では、「大和・畿内説」が有利とみられている。 「大和・畿内説」で中心として考えられるのが、纒向遺跡、箸墓古墳である。 本書の著者は、長年、纒向遺跡をはじめ、箸墓古墳など多くの大和地域の発掘・調査に携わってきた。 そんな著者が出した結論は、「邪馬台国の存在を大和地域に認めることは出来ない」 数々の史跡、遺跡を発掘してきた著者が語る本当の「邪馬台国大和説」。 第1章 邪馬台国と大和の考古学 第2章 大和地域の弥生時代遺跡 第3章 纒向遺跡の実態 第4章 大和地方の遺跡動向と邪馬台国 第5章 箸墓古墳と邪馬台国 第6章 箸墓古墳と古墳出現年代 第7章 考古学が示す邪馬台国大和説の不成立 第8章 邪馬台国の位置と今後の行方

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