
コパ・コーポレーションの挑戦
実演販売士が切り開く流通の未来
鶴蒔靖夫
2022年7月25日
IN通信社
1,980円(税込)
ビジネス・経済・就職
販売員が商品を実際に使用しながら独特の口調で魅力をアピールし、客の購買意欲を喚起する実演販売。この販売スタイルは、ルーツをたどると平安時代にまで遡ることができるという、実は非常に由緒正しい売り方だ。 かつては縁日や盛り場などで商売を行う、いわゆるテキ屋稼業的なイメージのあった実演販売だが、実演販売のプロフェッショナルである実演販売士が登場したことで、活動の場は百貨店や量販店へと移っていった。近年はテレビショッピングやインターネット通販など、販売チャネルはさらに拡大し、それとともに活動の場も多岐にわたるようになっている。 実は、この「実演販売士」という資格をつくったのが、株式会社コパ・コーポレーション 代表取締役の吉村泰助氏なのだ。コパ・コーポレーションが開催する実演販売士育成講座「売の極意塾」を修了し、なおかつ店頭で実演販売を行って商品を1日20万円以上売った人だけが、「実演販売士」と認定される。 実演販売というと、商品を使いながら口上を並べて売るだけだから、誰でもできると思うかもしれないが、それほど簡単なものではない。デパートやスーパーマーケット、ホームセンターなどの店頭で巧みな口上を繰り広げる実演販売に、黒山の人だかりができ、商品がどんどん売れていくのは、実演販売士の確かな技術があるからこそ可能なことだ。 その実演販売を理論化、体系化し、さらに実演販売士を組織化して「売る」の本質を追究するコパ・コーポレーションの事業活動や吉村氏の信念などを紹介するとともに、実演販売というスタイルが持つ魅力や、これからのビジネスにおける大きな可能性などについても解明・考察する。 第1章 実演販売の伝統を受け継ぐコパ・コーポレーション 第2章 「3Dマーケティング販売戦略」でつくる新たな流通 第3章 実演販売士を育成する「売の極意塾」 第4章 「口上」は架け橋、「マインド」はふれあい 第5章 コパ・コーポレーション社長 吉村泰助の信念の経営 第6章 実演販売が持つ無限の可能性
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