
芸術と福祉
アーティストとしての人間
阪大リーブル 14
藤田治彦
2009年6月1日
大阪大学出版会
2,420円(税込)
ホビー・スポーツ・美術
芸術至上主義や高級芸術の信奉者は,芸術は卑俗な生活と無縁で,特権的,永遠なものと考える.一方で,芸術は生活や医療・福祉に奉仕し,人間に幸せをもたらすものという考えも根強い.本書は,数度の「芸術と福祉」国際会議の経験をもとに,ウイリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ,アジアのガンジー主義,柳宗悦の民芸運動、セツルメント運動など,「人生や生活を幸せにする芸術」の流れを多方面から紹介する. 序 芸術家としての人間「ホモ・アルティフェクス」 (藤田治彦) 1イギリスに始まる動きー豊かさのなかの貧しさと芸術革命 ジョン・ラスキンの美術評論と社会思想 (川端康雄) ウィリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツ運動 (藤田治彦) 「ホワイトチャペルの息子たち」 (横山千晶) II 寄せる波・返す波ー国際的波及と新旧世界における高まり フランク・ロイド・ライトと機械時代のアートとクラフト (藤田治彦) ガンディーの紡ぎ車 (上羽陽子) タゴールの学園と芸術 (藤田治彦) バーナード・リーチとダーティントン・ホール (鈴木禎宏) 3 日本における「芸術と福祉」-私たちにとってのアート セツルメントと生活芸術 (黒石いずみ) 農民美術と民藝運動 (藤田治彦) 新しき村と羅須地人協会 (川端康雄) 日本の福祉施設と芸術活動の現在 (服部正) 自閉症の人はなせ電車が好きなのか (奥平俊六)
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