
古代語の謎を解く2
阪大リーブル 058
蜂矢真郷
2017年3月15日
大阪大学出版会
2,310円(税込)
語学・学習参考書
古代の日本人はどんな言葉を使っていたのだろうか.現代日本語とどこでつながり,どこで切れているのだろうか.例えばツマ[妻・夫]とトモ[友・伴],モミチ[黄葉・紅葉]とカヘルテ[楓]などの類義語や,「ウマシ」「アハレ」などの語について,最新の研究の一端をわかりやすく述べる.好評を博した既刊『古代語の謎を解く』(大阪大学出 版 会,2010年 ) の 続 編 と して,Handai-Asahi中之島塾の講義の成果をまとめる. 第一章 現代語に続く類義語 一 ツマ[妻・夫]とトモ[友・伴] 二 ヒ[日]・ヨ[夜]、アサ[朝]・ユフ[夕] 三 モドル[戻・]とマダラ[斑] 四 トマル[止]・トドマル[留] 五 モミチ[黄葉・紅葉]とカヘルテ[楓] 第二章 一 音節の語構成要素 一 マ[真]とモ[最] 二 カ[処]・ク[処]・コ[処] 三 シ[風]とイ[息] 第三章 現代語に続く形容詞など 一 ヒ ロ シ 二 フ ト シ 三 ウ マ シ 四 ア ハ レ
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