助ける

シリーズ人間科学 2

渥美 公秀 / 稲場 圭信 / 檜垣 立哉 / 栗本 英世 / 山中 浩司

2019年4月10日

大阪大学出版会

2,200円(税込)

人文・思想・社会

助ける/助けないことは、生き物すべてが生涯を生き抜く際に行う日常的で不可欠な行為である。本書では、助けること、助けないことを哲学的、共生学的に議論し、障害、差別、途上国など多様な場面での助ける行為を医療社会学、教育社会学、国際協力学のフィールドワークから伝える。さらに、人間工学、比較行動学、臨床心理学、現象学、グループ・ダイナミクスなどの視点から論じて、「助ける」に関する実践的な展望を拓く。 シリーズ人間科学 巻頭言 まえがき  第1部 「助ける」のフィロソフィー 第1章 助けることの哲学(檜垣立哉) 第2章 調査研究の中立性から「かかわりあい」へ(栗本英世) 第3章 助ける宗教(稲場圭信) 第2部 「助ける」のフィールド 第4章 男性性と助けられること(山中浩司) 第5章 「共助」の力(高田一宏) 第6章 国境を越えて助けること(杉田映理) 第3部 「助ける」のサイエンス 第7章 道具・技術が人間を助ける場合・助けない場合(篠原一光) 第8章 助けるサル、助けないサル (山田一憲) 第4部 「助ける」のアート 第9章 カウンセリングにおける助ける工夫(井村修) 第10章 支援者は生存を肯定し、変化を促す触媒となる(村上靖彦) 第11章 災害ボランティアが重ねてきた工夫(渥美公秀) 索引  「シリーズ人間科学」編集委員会・執筆者紹介

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