デカルト、コルネ-ユ、スウェ-デン女王クリスティナ

一七世紀の英雄的精神と至高善の探求

エルンスト・カッシ-ラ- / 朝倉剛

2000年9月30日

工作舎

3,190円(税込)

人文・思想・社会

プロテスタント諸国の盟主スウェーデン王グスタフ・アドルフの戦死で七歳にして女王となり、一八歳にして親政をはじめるやめざましい能力を発揮して三〇年戦争を終結させたクリスティナ。英明な彼女がデカルトを招聘してまで学びたかったものは何だったのか?突然の退位とカトリックへの改宗は、デカルトの影響によるものか、それとも単なる気まぐれか。独立不羈の英雄的精神は、コルネーユの悲劇に登場するヒロインをも彷彿とさせる。デカルト、コルネーユと謎にみちたバロックの女王。三巨星をめぐり、カッシーラーの省察は冴えわたる。

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