
科学と賢治と宗教と
「知・情・意」を生きる
石川 裕二
2024年8月27日
工作舎
2,970円(税込)
人文・思想・社会
宮澤賢治は自然科学を学び、農民を助けた。一方で、仏教を信仰し、宗教への関心はキリスト教、神道、民間信仰、道教、北ユーラシアのものにまでおよんだ。賢治はなぜ、科学と宗教の両方に身を置いていたのだろうか。宮澤賢治の作品を手がかりに、宗教と科学の関係をわかりやすく解説する。 はじめに 第1章 何を問題とするのか 第2章 宮澤賢治 2─1 賢治について 2─2 賢治の芸術 2─3 賢治の時代 第3章 科学と宗教の違い 3─1 「知」と「信」の分岐点 3─2 宗教とは何か 3─3 「たましい」とは何か コラム1 縄文人と弥生人 コラム2 古代日本人の宗教的世界像 第4章 科学とは何か 4─1 自然科学 4─2 科学の限界と危険性 コラム3 科学における事実と仮説 第5章 科学と宗教の関係 5─1 ドーキンスの宗教の全否定 5─2 グールドの主張[宗教と科学の相互の非干渉] コラム4 白人の中の“人種” 第6章 様々な宗教の具体像 6─1 神道 コラム5 アイヌの神々 6─2 平田篤胤の『霊の真柱』 コラム6 学問と師匠 6─3 国家神道 コラム7 島地黙雷と島地大等 コラム8 日本人は「無思想民族」か? 6─4 仏教 6─5 賢治と『法華経』 6─6 仏教の生物観・死後世界 6─7 賢治とキリスト教 6─8 キリスト教の世界観・人間観 コラム9 プロテスタント内の諸教派 コラム10 仏教衰退後のインドの宗教 6─9 賢治の宗教性 第7章 科学からみた生物、人間、そして宗教 7─1 科学の生物観:進化論 7─2 科学の人間観 7─3 人間の死後に残るものがある 7─4 宗教と科学の間のグレーゾーン 7─5 ダーウィンと宗教 コラム12 生物界の幸福と苦しみ コラム13 ジョーセフ・プリーストリー 7─6 ヘッケルと宗教 第8章 宗教と科学 8─1 宗教と科学についての賢治の考え 8─2 二本の脚としての宗教と科学 コラム14 宗教的世界像 結論 索引 あとがき
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