
奴隷たちの秘密の薬
18世紀大西洋世界の医療と無知学
ロンダ シービンガー / 小川 眞里子 / 鶴田 想人 / 並河 葉子
2024年9月27日
工作舎
4,950円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
医学が「科学」になろうとしていた18世紀。カリブ海植民地は熱帯医学のフィールドワークの場となった。植物を使いこなし、独自の治療法を編み出した奴隷や先住民。彼らの医療知識を評価する一方で、その秘密を開示させようとするヨーロッパ人医師。知をめぐる交流と葛藤、搾取と抵抗の相互関係を科学史家ロンダ・シービンガーが分析する。 序章 大西洋世界における医学実験/人間の被験者/実験の分類学/植民地という坩堝/知の循環/情報源の問題 第1章 科学的医学の台頭 西インド諸島における実験/肌の色の科学、あるいは人種の細かな生理学的差異/移植された人間ー場所vs人種 第2章 「黒人医師」の薬物学実験 鉄の木と知の循環/アフリカ仮説/ヨーロッパ仮説/アメリカ大陸仮説/大西洋広域圏仮説 第3章 医療倫理 ヨーロッパにおける倫理ー「助けること、少なくとも害をなさぬこと」/西インド諸島における倫理̶奴隷の問題/誰を最初にするのかー冷水を用いた実験/奴隷ー保護されたカテゴリー? 第4章 搾取的な実験 クワイヤーの天然痘実験/トムソンのイチゴ腫実験/兵士と水兵/ヨーロッパの子供と貧者/身体は互換可能なのかー医学の文脈から 第5章 植民地という坩堝ー奴隷制をめぐる議論 オービアと妖術/偽薬を使った実験/奴隷医療者の非合法化/有色自由人の専門職からの排除/身体は互換可能なのかー植民地の文脈から/よりよい生活環境の提唱/出産をめぐる実験 終章 知の循環 ヨーロッパ人の植民地のつながり/アフリカ人の奴隷貿易のつながり/アメリカ先住民の征服のつながり/無知学と大西洋世界の医療複合体 付図 本書に登場する西インド諸島のイギリス人・フランス人医師 原注 参考文献 索引 [訳者解題] 新大陸の奴隷制について 並河葉子 「秘密」の植物が照らす歴史の闇 鶴田想人 訳者あとがき 小川眞里子
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X

LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ



みんなのレビュー