氷雨心中
乃南アサ
1996年11月30日
幻冬舎
1,601円(税込)
小説・エッセイ
愛する朋美を残して、敬吾は山形の村から神奈川の造り酒屋へ出稼ぎに行く。そこでは、若くして死んだ敬吾の祖父と親友であった老人が杜氏をしていた。懸命に働く敬吾の姿が記憶の底に葬ったはずの事故を蘇らせていく。米が発酵する音がさわさわと氷雨のように聞こえる蔵で、惨劇は繰り返される…。殺意を果たす六つの手捌き。心に灯ったのは仄かな“念”であった。それは殺意に増殖し、やがて冷たい惨劇を招く。提灯、線香、染色…。職人の静謐な世界を舞台に、新直木賞作家が挑む心理サスペンスの新境地。
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