
市役所ワンダーランド
長谷川博樹
2021年9月15日
KTC中央出版
1,320円(税込)
人文・思想・社会
名古屋市役所に37年間勤めた著者の回想録。名古屋オリンピックの招致失敗、名古屋ボストン美術館の開館、藤前干潟の埋め立て断念などの歴史的な出来事から根回し、天下り、現場の見方など役所の日常までを誠実に記述。 1 事務屋さん 採用/土木事務所/現場育ち/市民の声を聞くな? 名古屋オリンピック招致失敗/プリンターを縦に置く 私が決めます/もう少し聞いてみるのだ/課長になろう 最高レベルの手作業/中学生の顔/定年制/ヘンな異動だな 2 市長のつもり 土地と道路/現場の見方/事務所に来い/自治大学校 霞ヶ関の話法/国際理解講座/宇宙人/名刺ください 仕事は何ですか/退職勧告/マークされる公務員 採用待機/労務の達人/お夏清十郎/世代の違い/話を聞け 3 働く楽しみ プロジェクト室/名古屋ボストン美術館/委員会デビュー 文化はどこへ/平和資料館/環境保全の日/ 名古屋飛ばしへの反論/気候変動名古屋国際会議/COP3 根回し/公聴会の混乱/藤前干潟埋め立て断念 クレーマーと対決/不祥事の謝罪/ノーネクタイ/東海豪雨 4 風塵を行く 行政改革/大学で講義/改革派首長/道路清掃事件 ガチンコ議会/競争入札のはなし/大事なところに行く デザイン博覧会のその後/本丸御殿/河村市長登場/退職 5 もっと知りたい 天下り/民間と役人/都会のなかの自然 基礎自治体がおもしろい/あせらず あわてず あきらめず など
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