季刊刑事弁護(no.86(summer 20)

刑事弁護の羅針盤

2016年4月20日

現代人文社

2,750円(税込)

人文・思想・社会

「特集・徹底的に争う否認事件」では、ひとつの設例を手続きの流れに沿ってさまざまな観点から検討するほか、現職検察官による「検察官からみた否認事件」も掲載。 [特集]徹底的に争う否認事件 否認事件の心構えーーー本特集の趣旨 菅野 亮 設例で考える1 否認事件弁護に不可欠な接見技術 山本 衛/中原潤一 設例で考える2 被疑者の身体拘束への対応 岩本憲武 設例で考える3 証拠を争う 大橋君平 設例で考える4 裁判員裁判非対象事件の否認事件における公判準備 宮村啓太 「不合理な否認」に遭遇したら 坂根真也 Q&Aはじめての否認事件 検察官からみた否認事件 北岡克哉 事例報告1 「子どもは嘘をつかない」という迷信との闘い 山本 衛/中原潤一 事例報告2 多弁な被疑者に対する弁護活動の難しさ 人見公友 事例報告3 NITA式反対尋問(3C)の成果 清水 健 [刑事弁護レポート] 尿から覚せい剤が検出されたが、使用したといえない特段の事情を認めた事例 馬場智巌 違法なおとり捜査に違法収集証拠排除法則を適用して認めた初の再審開始 岸田洋輔 [付添人レポート] 抗告審で誤想防衛の成立が認められ、少年院送致処分が取り消された事例 益子 覚 この弁護士に聞く 山田由紀子 インタビュアー:岡崎槙子 [対談] 被害者代理人と刑事弁護人との相互理解の可能性を探る 奥村 回/武内大徳/中村憲昭(司会) [単発論文] 差戻審の審理のあり方と破棄判決の拘束力について 古賀康紀 「手引き『死刑事件の弁護のために』」に対する意見・批判等について 奥村 回 「性犯罪に対処するための刑法の一部改正に関する諮問」に対する刑事法研究者の意見 訴訟能力の回復見込みがないとして公訴棄却した原判決を破棄・差し戻した事例ーーー名古屋高判平27・11・16 暮井真絵子 韓国の国民参与刑事裁判制度に関する一考察ーーー裁判官の影響からの陪審員の独立性問題を中心として 崔鍾植 [連載] 刑事弁護クリニック 示談交渉 コメンテーター:岩本憲武 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part2 あれ?それは言ってなかったけど……一歩進んだ欠落型自己矛盾の弾劾テクニック 大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 鑑定不正の見抜き方 外注鑑定は無理筋の鑑定である 河合 潤 DNA鑑定はどこまで正当か 混合試料や劣化試料の鑑定はどこまで解釈できるか 本田克也 桜丘だより 犯行当日に購入した兇器 櫻井光政 法律家のための犯罪学入門 日本の死刑ーーー第3回オスロ国際死刑シンポジウムに参加して 浜井浩一 裁判員裁判事例研究シリーズーーースタッフ弁護士の実践から 動機について被告人公判供述が得られない事例での量刑弁護 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 [コラム] 第5回法廷技術ワークショップ(TATA)、完成した常設模擬法廷で開催 新人弁護士日記 再犯の防止を目指して 戸田恵蔵 ロー・スクール通信 うるう年の29日に、高齢者、飼い犬、自転車運転を考えてみる 淵上春樹 シネマガイド 悪人 加藤英一郎 日本版イノセンス・プロジェクト「えん罪救済センター」発足 [文献紹介] 実務に役立つ論文紹介 南川 学

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