東京10000歩ウォ-キング(no.5)

文学と歴史を巡る

篭谷典子

2004年10月31日

真珠書院

880円(税込)

旅行・留学・アウトドア / 人文・思想・社会

七十歳に達して『幼少時代』を著した谷崎潤一郎は、生育地の人形町界隈を偲び、「後年の私を形成する上に計り知れない影響を与へてゐることを、見逃す訳に行かない」と述べている。劇作家として盛名を馳せた長谷川時雨も大伝馬町の生育地に愛着を抱き、あふれる懐かしさをこめて『旧聞日本橋』を上梓した。文人たちの生育地を訪ね、それぞれ体験を重ねると、かけがえのない“自分のふるさと”も見えてくる。

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