3・11大震災と公衆衛生の再生 -宮城県の保健師のとりくみー

村口至 / 末永カツ子

2019年7月29日

自治体研究社

1,650円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

公衆衛生は危機的な状況にある。それが露呈したのが東日本大震災。本来、保健師の地域保健活動は健康課題を解決するため、住民と協働して行う活動。しかし、行財政改革、社会基礎構造改革により、地域保健活動は減少。さらに平成の大合併により、保健師の受け持つ地区は広範囲になり、その姿は住民から見えにくいものとなっていった。そのような状況下、東日本大震災は起こる。当時、保健師はどのような活動が求められたのかを振り返り、公衆衛生のあり方を検討する。 まえがき 第1章 被災地の保健師活動からその役割を考える 1 保健師の仕事 2 大震災での保健師活動 3 保健師活動に影響したこと おわりに 第2章 3・11検証ーやれたこと、やれなかったこと 1 3・11当時のこと 2 事前に活動していたこと 3 3・11検証から生まれたもの おわりに 第3章 合併した自治体、3・11後の地域保健活動 1 はじめにー自治体合併と3・11との関連 2 石巻市に合併した2つの地区での活動 3 南三陸町での活動 おわりに 第4章 地域の保健師の活動ー平成の大合併に関わって 1 合併前の町の様子ー市町村保健師活動 2 合併後の状況 第5章 公衆衛生の再生をー地域保健活動の実践 はじめに 1 保健師・保健所の発展史 2 保健所の再編経過 3 戦後の宮城県でのとりくみ 4 3・11で求められた地域保健活動 5 保健師の体験してきた“ゆらぎ”の意義 6 協働知の提案 おわりに あとがき

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