武士道 日本人であることの誇り

岬 龍一郎

2016年10月13日

成甲書房

1,760円(税込)

人文・思想・社会

サムライのごとく美しく生きよ! 今こそ見つめ直す私たちのアイデンティティー 日本人は「人間の芸術品」である! われわれは今日でも日常会話のなかで「彼はサムライだ」といった表現を使っている。こうした会話に登場する「サムライ」とは、不正を許さない正義漢とか、筋をまげない信念の持ち主とか、決断力のある果敢な性格とか、責任感の強い人とか、肯定的な評価として使われる。ということは、現代人のわれわれのなかにも武士道精神の誇り高き残燭が残っていることを証明するもの、といえはしまいか。その崇高なる精神は過去の遺物どころか、今日にあってもなお、日本人が外国人に誇りうる美的精神だといえるのである。 武士道は日本の象徴である桜花と同じように日本の国土に咲く固有の華である。それは我が国の歴史の標本室に保存されているような古めかしい道徳ではない。いまなお力と美の対象として、私たちの心の中に生きている。 ー新渡戸稲造『武士道』より、岬 龍一郎訳

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