日本のビール産業

発展と産業組織論

水川侑

2002年5月31日

専修大学出版局

2,640円(税込)

科学・技術

産業組織論は、基本的には、ある産業がどの程度独占的であるか、そのため経済的厚生がどれほど害されているか判断し、反独占、したがって競争促進のための政策を遂行するために必要な何らかの指針を与えようとするものである。本書では、産業組織論の体系を理解する題材としてわが国のビール産業を取り上げ、この産業の発展を説明しながら、産業組織論的体系にしたがって実証分析をする。

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