小笠原戦跡一覧
待島亮
2003年11月30日
創英社(三省堂書店)
1,760円(税込)
人文・思想・社会
父島・母島には太平洋戦争当時の遺構・陣地が数多く眠っており、地元島民ですらその存在を知る人はそう多くないという。戦争末期、小笠原では敵の上陸と空襲を想定して、壕の中に高射砲や機関砲などを移設・格納し、島の防衛に当たったという経緯がある。敗色の濃くなった混乱する時期にあって、その頃の陸海軍の公式記録はほとんど存在せず、配備状況は不明確である。本書は、基本的に現場調査と陸海軍の資料に基づき作成した。
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