想像力の巨匠たち

文学とキリスト教

竹野 一雄

2003年7月1日

彩流社

3,080円(税込)

人文・思想・社会

「文学とキリスト教」の関係は、少数のキリスト教徒作家を除けば、どちらかといえば併存的ではなく、二者択一的な傾向にあった。両者の“和解”の可能性は、文学の本質でもある想像力や美の理解を深めることであり、それを導く理論形成を目指す著者の論考集成。 1部「文学と教義」では、自らの視座と聖書に由来する教義を基盤とする芸術哲学、終末論を中心とする聖書的テーマを扱い、2部「作家・作品論」では、研究対象としての四人の作家たち ─グレアム・グリーン、C・S・ルイス、ジョージ・マクドナルド、チャールズ・ウィリアムズ ─を著者自身の出会い順に並べて議論を展開。縦軸としての出会いと横軸としての作品論の特異な緊張感が読む楽しみを誘う。

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