
風景の人間学
自然と都市、そして記憶の表象
仲間裕子 / 竹中悠美
2020年4月2日
三元社
4,950円(税込)
人文・思想・社会
文化横断的「風景論」。 風景を描き、造り、経験し、語り、想う人間の営み。我々の内側と外側に風景は常に遍在し、地理的条件や社会環境とかかわりながら感性や理念に作用する。文化的構築物としての風景から、「人間」を探求する。 序 風景の人間学 7 仲間 裕子 第一部 崇高なる自然と象徴の空間 風景のメランコリー C・D・フリードリヒ《海辺の修道士》の歴史・思想的文脈 25 仲間 裕子 次世代の自然 崇高なる自然科学技術的風景 50 ジョス・デ・ムル(横道 仁志 訳) モダニズムと国民表象 E・バルラハの描いた死者の風景をめぐって 78 高橋 秀寿 花の表象と女性性 『雅歌』の花嫁神秘主義と近代 100 仲間 絢 第二部 都市の生成変化 「郊外」に託されたもの ヘルマン・ムテジウス設計による郊外住宅とその文化的規範 127 田所 辰之助 カンバーノールド スコットランドのモデル・ニュータウン 151 イアン・ボイド・ホワイト(村上 真樹 訳) 地図に潜る 現代都市の記譜法を求めて 173 三木 順子 リキッド・シティ東京 ポストモダンと伝統的美学のパサージュ 197 フェデリコ・ファルネ(小松原 郁 訳) 第三部 楽園の外で生きる 楽園の探求 十九世紀および二〇世紀初頭のソウル城壁外における風景式庭園の概念 215 ジョンヒ・リー=カリッシュ(磯部 直希 訳) 雪の重み 日本の雪景に見る自然現象と災害のはざま 235 竹中 悠美 「大原女」のいる風景 253 山本 真紗子 都市へのノスタルジア 一九八〇年代以降の日本における廃墟写真をめぐって 275 住田 翔子 3・11後の風景写真における可視性・不可視性とメタファー 296 マルコ・ボア(武本 彩子 訳) あとがき 竹中悠美 315 人名索引 I
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