近江の土葬・野辺送り

淡海文庫 70

高橋 繁行

2022年8月20日

サンライズ出版

1,650円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理

滋賀県にはサンマイと呼ばれる土葬墓地が各地に残る。人が亡くなると、その身を洗い清める湯かんが行われ、棺を輿に載せて、松明、幡、香炉、四花、提灯、位牌、遺影などを持った遺族や親戚、僧侶、一般の村人などとともに墓地まで歩いた。この葬列を野辺送りという。土葬は昭和・平成を境に消滅したが、本書は滋賀県内各地を巡り、地域ごとに特徴のある土葬や野辺送りなど弔いの風習を葬祭研究所を主宰する著者が古老に聴き取った貴重な記録を、自らの切り絵とともに紹介。 1.余呉湖天女伝説と古代信仰 ・長浜市余呉町坂口 2.天台葬と伊吹山修験・長浜市川道 3.伊吹十界修行と念仏の源流・伊吹山ふもとの村 4.巨大松明が練り歩く・バサラ大名のふるさと甲良町 5.木地師の里の四十九餅と山の神・蛭谷 6. 蒲生野を行く死者の祭り・東近江市石塔町 7.墓のない村・東近江市桜川 8.親をおくる謎の風習「空臼搗き」・甲賀市稗谷 9.臨終用心と死枕の作法・甲賀市信楽町上朝宮 10.妙好人の里の土葬・野辺送り・野洲市野洲 11.葬送念仏とお坊さん誕生ルーツ 12.比良山系の弔いと積み石信仰・湖西の村 終わりに 近江最後の土葬の村の物語"

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