コピペと捏造

一般社団法人 情報科学技術協会 / 時実 象一

2016年11月1日

樹村房

1,980円(税込)

人文・思想・社会

現代のネット社会では,コピペ,パクリ,捏造,改竄などが日常化し不適切な行為と戒められています。しかし,何がいいか,何がいけないか,必ずしもクリアにならない事例もたくさんあります。絶対的な物差しはありません。本書では,多様な実態を整理し,議論を進めていくための手がかりを提供します。 序 どこまで許されるのか 第1部 あらゆる分野にはびこるコピペとパクリ  1 歴史上に見られる盗用  2 小説に見られる盗用のパターン  3 判断のむずかしいノンフィクションの盗用  4 その他の分野の盗用  5 出版社による盗用と海賊版  6 後を絶たない新聞記事の盗用  7 美術における模写と盗用の違い  8 音楽の類似と盗用  9 映画・演劇における盗用と翻案  10 漫画に見られるトレース疑惑  11 キャラクターや商標の盗用  12 コピペの対象ウィキペディアについて  13 事件になる政治家や役所のコピペ  14 教育現場におけるコピペの意識 第2部 バレないと困るパロディの世界  1 裁判になったパロディ事件  2 贋作もあるデザインのパロディ  3 替え歌に代表される音楽のパロディ  4 絵画のパロディ  5 映画に見るパロディとオマージュ  6 商品に見るパロディの線引き  7 日本文化の中のパロディ  8 そのほかの分野のパロディ 第3部 怪しい捏造と改竄  1 結論ありきのテレビの捏造  2 ドキュメンタリーの捏造と真実の境界  3 美術における贋作  4 人を欺く文書の改竄  5 なんでもありの写真の改竄  6 悪意あるデジタル記録の改竄  7 許されざる捜査当局による捏造と改竄  8 ゴースト・ライターは納得の世界  9 さまざまな分野での学歴詐称  10 楽しい捏造 おわりに 厳しいだけではない寛容さを求めて

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

8

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください