考謙女帝の遺言

芸亭図書館秘文書

佃一可

2017年12月31日

樹村房

1,870円(税込)

小説・エッセイ

我が国で初めての公開図書館「芸亭」を設立した石上宅嗣。物部氏の直系である宅嗣のまなざしを通して、激動の孝謙女帝時代を描く。繰り返される政変、つぎつぎと交代する権力者、定まらぬ皇位継承。そのなかにあって、宅嗣は芸亭をなぜ創始したのか。図書館に求めた知識とは、何であったのだろうかー。斬新な着想で描かれた図書館好き必読の歴史小説。

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