
妖精の到来〜コティングリー村の事件
ナイトランド叢書 4-2
アーサー・コナン・ドイル / 井村 君江
2021年5月28日
アトリエサード
2,200円(税込)
人文・思想・社会
1917年、イギリスのコティングリー村に住む2人の少女が、 妖精と遊ぶ様子を写真におさめた。 その写真は〈シャーロック・ホームズ〉で知られていた コナン・ドイルの手に渡り、 強く関心を持った彼は、雑誌に記事 「妖精の写真が撮れた!──人類史上に新時代を画す一大事件」 を発表。 雑誌は3日間で売り切れ、賛否両論が世界中に広がった。 いわゆる「コティングリー妖精事件」である。 本書は、写真が大衆に普及する前に起きた“事件”を、 その発端から証拠や証言、反響などをまとめ、 妖精の実在の真偽を世に問いかけた、 貴重なドキュメントだ。 日本における妖精学の第一人者・井村君江による解説も収録。 まえがき/井村君江 原書まえがき 第1章 いかに事件は起こったか 第2章 最初に発表されたもの (「ストランド・マガジン」誌、一九二〇年クリスマス号) 第3章 最初の写真への反応 第4章 二度目に撮られた写真 第5章 ある霊視能力者のコティングリー渓谷での観察(一九二一年八月) 第6章 妖精に関する個人的見解 第7章 続いて起きた出来事 第8章 神智学から見た妖精 コナン・ドイルの「妖精写真追跡事件」を辿って/井村君江 あとがき/井村君江
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