ExtrART file.34

美のゆらぎ、闇の鼓動

アトリエサード

2022年9月28日

アトリエサード

1,375円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

個性的なアーティストや作品を紹介していく、少々異端派なアートマガジン、ExtrART(エクストラート)。 file.34のFEATUREは「美のゆらぎ、闇の鼓動」。 醜さを隠し持ち、神秘をまとい、熱が滲みでる。 そうしてゆらぐ美こそ美しい。 人の内面にうごめく闇の部分に魅了されるのも同じ理由だろう。 美のゆらぎを見つめ、闇の鼓動に耳を澄ませるーー。 ◎掲載作家 三谷拓也、高久梓、安藤朱里、日野まき、藤浪理恵子、西村藍、六原龍、戸田和子 三竦展(SRBGENk、shichigoro-shingo、雪駄) 異形のヴンダーカンマー展(愛実、有賀眞澄、上原浩子、江本創、木村龍、櫻井結祈子、塩澤宏信、高嶋英男、トレヴァー・ブラウン、林美登利、hippie coco、マンタム、横倉裕司) ▼FEATURE:美のゆらぎ、闇の鼓動 ◎三谷拓也《絵画》  〜静謐な画面に表現された穏秘学的な均衡  ★オカルト的なイメージを散りばめながら描く、羽を持つ清廉な少女たち  /文・並木誠+編集部 ◎高久梓《絵画》  〜貝のきらめきは、はかなげな少女の思いを神秘的に飾る  ★危険な魅惑も秘めた少女の揺らぐ心情を、茫漠とした画面の中にとらえる ◎安藤朱里《絵画》  〜内面に静かに宿る「熱」が人間を深く静かに彩る  ★人から自然と滲み出てくる密やかな熱を描く ◎日野まき《ペーパードール》  〜輪郭で切り取ることで、少女の内側と外界とを隔絶する  ★少女の心が語りかける声なき声に耳を澄ませ、その世界を旅する ◎藤浪理恵子《絵画》  〜戦争・紛争の事実と、自分の心象・想いを合わせる  ★戦争や事件などの史実を踏まえ、人間のもつ闇を浮かび上がらせる  /文・志賀信夫 ◎西村藍《絵画》  〜人生は演劇であり、空間やモチーフも舞台上のセットをイメージして描いている  ★個人性やエロティシズムを排し、抽象化させた人物による舞台の一幕  /文・志賀信夫 ▼PICK UP ARTISTS ◎六原龍《絵画》  〜人物の性格をも写すかのような男性ヌード ◎戸田和子《立体》  〜互いに寄り添う大きなものと小さなもの  ★ヒトガタによって語られる叙情あふれる物語  /写真・小笠原勝 ▼REPORT ◎「三竦展ーThe Three-way Deadlock-」  ▽SRBGENk × shichigoro-shingo × 雪駄  〜ポップでダークでグロテスク。新世代の絵師、三つ巴のバトルフィールド!  ★アナログ、デジタル、筆字。さまざまな手法で表現されたダークな世界。  /文・ケロッピー前田 ◎「異形のヴンダーカンマー」展  ▽愛実、有賀眞澄、上原浩子、江本創、木村龍、櫻井結祈子、塩澤宏信、高嶋英男、トレヴァー・ブラウン、林美登利、hippie coco、マンタム、横倉裕司  〜愛しき異形たち  ★時代や土地の価値観を反映する「異形」を通して見えてくるもの  /写真・石井飛鳥 表紙及び目次背景/三谷拓也《四翼の椅子》 執筆者名を省略した記事/文・沙月樹京

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください